在宅ライター・Webライターになるための5つの方法とは?
「都合の良い時間やスキマ時間に、自宅やカフェなど好きな場所で仕事ができる」と人気の在宅ライター。
そんな在宅ライターになるための方法をご紹介します。
ライターの種類について
在宅ライター・Webライターになる方法を説明する前に、在宅ライター・Webライターの種類についてざっと理解しておきましょう。
在宅ライターとは?
「在宅ライター」とは、読んで字のごとく在宅でライティングの仕事をする人のことです。
一般的なライターは、取材や打ち合わせで頻繁に外出しますが、基本的に在宅ライターは外出せずに家で仕事をします。
クライアントと直接顔を合わせることはなく、インターネットで情報を収集して執筆しています。
これが絶対というわけではありませんが、「在宅ライター」の一般的な捉え方です。
在宅ライターの中には、取材をしたり、書籍で読んで調べたりして記事を書いている人もいます。
在宅ライターとひと言でいっても、仕事の仕方は様々。具体例を挙げてその働き方を紹介します。
在宅ライターの実体 〜こんなスタイルで仕事をしている〜
完全在宅タイプ
会社に所属せず、主に自宅もしくはカフェなど、好きな場所でライティングをしている。
クライアントとの打ち合わせや取材で外出しない。
仕事の依頼内容の確認などは、メールやチャットで行います。
Skype等を使用する場合もあります。
ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングを利用している人に多いタイプです。
納期を守りさえすれば、執筆時間・場所ともに自由です。
情報収集は主にネットで行っています。
半在宅ライター
執筆は自宅やカフェなど、自分の好きな場所で。
クライアントとの打ち合わせ時だけ、クライアント企業に出向きます。
文書量やコンテンツ数、納期のタイミングによっても異なりますが、打ち合わせは「月に1回」「毎週」といったパターン。
また、最初の頃はクライアントと直接顔を合わせて打ち合わせしていたが、実績を積んで信頼関係を築いた後は、メール・電話での打ち合わせが中心になり、ほぼ完全在宅スタイルで仕事が進められます。
その他のWebライター
パソコンやスマートフォンを通じて目にするインターネット上の記事の多くは、個人ブログ等をのぞき、ほとんどはライターが執筆しています。
広告代理店やWeb制作会社等の社員・アルバイト・契約スタッフ、外注スタッフなど、雇用形態や契約はまちまちです。
在宅ライター・Webライターになるための5つの方法
「Webライターになりたいけど、どうやってなればいいかわからない」
という方向けに、Webライターになる方法をご紹介します。
1.クラウドソーシングで、いきなりライターデビュー
インターネット上で、仕事を発注している企業や個人と、仕事を探している人をつなぐクラウドソーシング。
ランサーズ、クラウドワークス以外にも、最近はたくさんのクラウドソーシングサービスがあります。
未経験、初心者OKという仕事もたくさんあるので、何の知識・経験がない方でも仕事を獲得できるチャンスがあります。
手軽にスタートできるため、初心者にピッタリです。
ただし「未経験OK」という案件は、単価が低いのが一般的。
最初のうちは、「こんなに苦労して、たったこれだけ?」と思うかもしれません。
しかし、「書く仕事でお金を得る」=「プロ」と定義した場合、プロとしてのスタートを切ったことになります。
また「実績」になるので、仕事獲得に有利です。
2.Webライターを募集している会社に就職する
多くの企業が、デジタル戦略(Webを活用したマーケティング活動など)に力を入れているため、記事を執筆するライターの需要は年々高まっています。
中には、記事を提供する専門の会社も。
そういった会社では、常にWebライター、ライターを募集しています。
・Web制作会社
・Webマーケティング会社
・広告制作会社
・Webメディアを運営している会社
・コンテンツや記事制作の専門会社
などにいったん就職し、実務を通してライティングの経験を積んでからフリーランスとして活動する方法もあります。
これは、フリーランスになるための王道手段。
経験のある先輩ライターがいる会社で働くと、記事の書き方だけでなく、Webライティング特有の知識やクライアントとの接し方など、フリーランスとして活動するために必要な要素を一身につけられます。
円満退職すれば、「勤めていた会社から仕事をもらえる」という大きなオマケもついてきますので、退職後に即フリーランスとして活動できる可能性がぐんと高まります。
3.その他の方法でWebライターを目指す
実績はないけれど「いきなりWebライターとして活動したい」ことも可能です。
しかし、その場合はある程度の覚悟が必要です。
仕事を得るためにゼロから営業を始める必要があるからです。
Web記事を求めている会社やメディアに対して直接アプローチします。
電話・メール・直接訪問など、様々なアプローチ方法があります。
10件、20件アタックして断られてもめげないメンタルが必要です。
テストライティングを実施している会社もありますので、未経験者にもチャンスは十分にあります。
4.自分からアプローチせず、依頼を受ける方法
自分でブログやホームページを立ち上げ、文章サンプルを掲載するなどして、ライティングの依頼を受けるという方法もあります。
この場合、必要になってくるのは、
・「依頼したくなる内容」のホームページやブログを作ること
・検索エンジンで検索されやすい施策を施すこと
です。
いわゆるWebマーケティングです。
これは、Webライターとしてやっていくためにとても役に立つ知識。
時間と意欲がある人は挑戦してみましょう。
また、無料ブログを活用し、自分が書いた文章をアップして仕事の依頼を受け付けるという方法もあります。
5.Webライティングの通信講座などを受講する
最近では、Webライティングスキルを教えるセミナーや通信講座が増えてきました。
初心者の方は、自分に合ったものを選択するといいでしょう。
通学スタイル、1日だけのセミナースタイル、オンライン(インターネット)で学べる通信講座など、さまざまです。
中には、講座修了後に仕事を紹介してくれたり、受講中に執筆した記事を採用してくれる講座もあります。
その1つが、「実践Webライター講座」です。
受講中に採用のチャンスがあり、採用作品にギャラが発生します。
ここで紹介した方法を同時に進めていくと、より仕事を獲得しやすくなるでしょう。