ライターとして強みを持つ
専門ライターになれなくても、強みを持っておくことは重要です。
専門家とまでは言えなくても、
「特定の分野の実績がいくつかある」
「その分野はある程度詳しい」
ということは、ひとつの強みになります。
料理が好き、お菓子づくりが得意、メイクが得意といった趣味程度のことでも仕事に活かすことが可能です。
また、以下のようなことも強みになるでしょう。
・企業の社長インタビューの経験が豊富
・キャッチコピーも書ける
・文章を書くだけでなく、記事の企画立案や構成案もつくれる
・写真撮影もできる
-
こちらの記事ではライターの種類や専門分野について紹介しています
Webライター、専門分野のライター、記者など、ライターの種類はさまざま ライター(記事を執筆する人)の種類は、とてもたくさんあります。 インターネットが普及して以来、Webサイトという新しい媒体ができ ...
続きを見る
企業の社長インタビュー
企業の経営者に取材する場合は、浅くても良いので幅広い知識があると役立ちます。
「普段から新聞に目を通している」
「ネットニュースの社会経済欄をチェックしている」
など、世の中全般の動きをとらえていると、さまざまな角度から質問ができますし、経営者の話も理解しやすくなります。
また、社会人としての礼儀を身につけていることも大切です。
ITベンチャーやゲーム会社などは、カジュアルな服装でも問題ない場合もありますが、一般的にはスーツの方が望ましいでしょう。
キャッチコピーも書けるライター
「キャッチコピーも書ける」というのは、それなりの強みになります。
コピーを書ければ、ライター以外に、コピーライターとして仕事の幅を広げていくことが可能です。
webサイトの文章制作は、ライターが起用されることが多いのですが、「キャッチコピーが書けない」「書き方がわかならい」といったライターも少なくありませんので、充分な強みになります。
キャッチコピーを書けるにようにるためには、広告制作や販促、マーケティングなどを勉強するといいでしょう。
また、広告業界とWeb業界のキャッチコピーには、それぞれ特徴があります。
「人を惹きつける」「興味を持ってもらう」「アクションを起こさせる」という目的は共通していますが、「媒体」「消費者(ユーザー)の意識」「見られ方」などに違いがありますのでそれぞれの特徴を理解しておくことが必要です。
あくまでも一例ですが、広告業界とWeb業界のキャッチコピーの違いを紹介しておきます。
企業やブランドイメージを維持しながらも、商品・サービスの魅力を伝えて「欲しい」と思ってもらい、購買につなげる。
・Web業界のキャッチコピー
SEO対策(検索エンジンにヒットしやすいように作る)や、ユーザーが思わずクリックしたくなる内容、誰かに話したくなるように。
「見出し」や「タイトル」と呼ばれることもあります。
文章を書くだけでなく、記事の企画や構成案もつくれる
ライターに依頼が来る仕事は、具体的なテーマや明確な狙いがあって文章を書く場合だけとは限りません。
「学生向けの記事」「化粧について」「共働き夫婦の子育てについて」など、非常に大ざっぱな場合もあります。
記事を依頼する側がネタにつきてしまっり、他の業務で企画を考える時間がなかったりすると、依頼内容が曖昧になってしまうことがあります。
そんなときに、企画も提案してくれるライターは非常に重宝されます。
もちろん企画立案費用は取材費やライティング費用とは別途です。
企画を立てられるライターは、仕事量も収入もアップします。
企画の基本は、
「何のために」「誰に」「何を伝えるのか?」を明確にし、
「なぜ、今、それを伝える必要があるのか?」という理由を組み立てることです。
写真撮影もできる
Web記事の場合、ビジュアルがとても大切な役割を果たしています。文字だらけのサイトよりも写真がたくさん掲載されている記事の方が読まれる傾向にあります。
そのため、取材に行った際に一緒に撮影ができると、さらに仕事が増えます。
小さくてもいいので一眼レフやミラーレスカメラを持っていると良いでしょう。
中には、「Webに掲載するだけなので、それほど高いレベルの写真でなくてもOK」という場合もあります。
そんな場合はコンパクトデジタルカメラ(通用「コンデジ」)での撮影も大丈夫です。
また、画像加工ソフトも充実しているので、後で補正することが可能です。
以前に比べ、写真撮影は技術が高くなくても挑戦しやすくなりました。