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取材先のアポ取りはライターがするもの? アポ取りを武器にする

2020年3月31日

取材先のアポ取りもできると、ライターとしての仕事の幅がぐっと広がる。

クライアントによっては、文章のライティングだけでなく、「取材先のアポ取り」をライターに求めることもあります。

取材のアポを取る女性の写真

企画や取材先は決まっていて、「こんなテーマの記事を書いて欲しいので、○△×に取材に行って記事を書いて」と、ほぼ丸投げということも。

中には、出来上がった原稿を取材相手に見てもらってOKを取るところまで任されることもあります。

「ライター自身が取材先にアポを取って仕事している」というケースが、ライター全体の何割くらいいるのか定かではありませんが、Webライターを含めるとそれほど多くはないでしょう。

しかし、

「取材先にアポ取りするのは、フリーランスのライターとして当たり前」

という仕事をしているライターがいるのも事実です。

「取材先のアポ取り」をやるライターは少ない? だからこそ武器になる!

「在宅ライター」「Webライター」という種類のライターの場合は、取材先へのアポ取りや、取材そのものを敬遠する傾向があります。

「家やカフェで自分の都合の良い時間に仕事をしたい」

「対人関係をつくるのは苦手。できることなら取材は避けたい」

というタイプの人が多いからです。

「ライターなので、文章を書くことだけに専念したい」というのが、多くの「在宅ライター」「Webライター」の本音。

ライティング以外の煩わしいことはやりたがりません。

と言うことは、「取材のアポ取り」は、強力な武器になるということです。

取材のアポ取りもすれば、通常よりも高めの料金で仕事を受けることが可能になります。

特に「取材アポ取り費用」という名目はありませんが、「取材費」として別費用を請求するのが一般的です。

「アポ取りを含めた取材費」と「インタビューのみ取材費」などがあります。

当然のことながら、「アポ取りを含めた取材費」の方が料金は高めです。

料金については、正式に仕事を受ける前にしっかりと確認または交渉しましょう。

アポ取り意外とカンタン? 取材のアポ取り方法

「アポ取りできるようになって、仕事を増やしたい」

そう思ったけれど、「取材のアポ取りって、どうすればいいの?」という人もいるでしょう。

しかし、そんなに難しく考える必要はありません。

アポ取りの基本は、

「話を聞きたいので時間を作って欲しい」

とお願いすることです。

その際、相手にどんなことを伝えてお願いすれば良いと思いますか?

まずは、考えてみましょう。

あながた、取材される立場だとしたら、逆にどんなことを知りたいですか?

「連絡を取ってきた相手がどこの誰なのか?」

「何のために連絡してきたのか?」

「何を望んでいるのか?」

「どんな話を聞きたいのか?」

「なぜ、その話を聞きたいのか?」

「いつ、取材するのか?」

「撮影もするのか?」

「時間はどれくらいかかる?」

「取材に答えて、どんなメリットがあるのか?」

etc.

こんなことを知りたいを思うのではないでしょうか?

これらに対する回答が、取材アポ取りの際に相手に伝えることです。

 

取材のアポ取り方法

・自分の名前やライターであることなど

・目的を告げる
「こんな媒体に、こんな記事を掲載したい。そのために話を聞きたい」

・アポイントの要望
「直接伺って○○に関する話を詳しく聞きたいので、○月○日前後で、1時間前後時間を取って欲しい」など、詳細を伝えます。

予め候補日時を複数用意しておくと良いでしょう。

これが、アポ取り時に伝えることの基本です。

名前が知られている媒体で、相手のPRにつながることなら、スムーズに話がまとまると思います。

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