稼げるWebライターと、そうじゃないWebライターの違いとは?
「それは文才があるからだ」
「文章を書くスピードが早いからじゃないの?」
そんなふうに考える人もいるかもしれませんが、それは不正解。
文才なんていらないし、語彙が豊富でなくてもかまわないのです。
難しい言葉や新しいカタカナ語を使っていると、いかにも「頭が良さそう」な感じがするけれど、それが面白い話になっているかどうかとは別問題。
難解な言葉や専門用語を多用している文章は、正直言って面白くない退屈な文章だったりするものです。
しかし、難しい文章を好む人がいるのも事実。
「難しい文章を読んでいる私はエライのだ」と思いたいがために、本当は面白くなにも関わらずに、無理やり読む。まるで苦行のように。
そんなこともあり、難しい文章を書く人は、「文才がある」と思われることもあるのです。
ちょっと話がそれてしまいました……。
テーマは「稼げるwebライターと、永遠に稼げないwebライターとの違い」でした。
その違いはコロンブスの卵のように簡単。
稼げるWebライターは、それなりの単価の仕事をしているからです。
稼げないライターは、1記事50円とか100円といった恐ろしく安い単価の仕事、「小学生のお小遣い程度の仕事」をしているからです。
時給換算で100円程度の仕事をしていたら、1日8時間文章を書き続けても800円にしかなりません。
フツーのアルバイトでも、時給1,000円前後。
1日文章を書き続けていて800円って、あんまりです。
それを20日間続けても16,000円。
クラウドソーシングでライティング仕事をしている人って、こういう人が多いのが実情です。
頑張っても月に稼げるのは3〜5万円程度。
以前クラウドソーシングで記事を書いている人100人にアンケート調査したのですが、月5,000円未満という人が圧倒的に多かったという驚きの結果でした。
そりゃ、そうですよね。400文字50円〜100円前後の仕事では……。
稼いでいるWebライターの収入はどれくらい?
本業か副業かや、どのようなクライアントと取引し、どんな仕事をしているのかによって異なるので、とても難しい質問です。
これもアンケート調査をしたことがあるのですが、一番稼いでいる人で月90万円という方がいました。
次に多かったのが、30〜50万円前後です。
フリーランスで本業としてWebライターをやっている人の1ヵ月の収入は、30〜50万円前後。
そう思ってもいいでしょう。
取材・インタビューを伴うかや、文章量によっても変わってきますが、最低でも単価1万円以上の仕事をしています。
もちろん、そんな単価の安い仕事ばかりではなく、1案件5万、10万、あるいはそれ以上の仕事もしています。
「そんなにいい仕事があるのか?」
と思う人もいるでしょうが、求められる質もそれなりです。
広告代理店、媒体社(新聞・雑誌社等)、Web制作会社などから直接依頼を受け、随時仕事がある状態をキープしています。
どんなクライアントと付き合い、どのような仕事を引き受けるか。
収入の差の違いは、そこにあるのです。
「収入を上げたい」
「Webライターを本業にしたい」
と考えている人は、まずはクライアント探しからスタートしてみましょう。
文章力は、仕事をしながら磨いていけばいいんです。