「実践Webライター講座」の受講後について
今回は、2018年9月に「実践Webライター講座」を受講されたT・Uさんに、その後の活動などについてお話を伺いました。
Interview
プロフィール
T・Uさん(女性) 40代 自営業
ライター事務局(以下事務局):
講座受講後、ライティングの仕事を獲得できましたか?
Tさん:
はい。受講後、ありがたいことに、2社応募して2社とも契約を頂きました。
ビジネス系LP※等のライティング、もう一つは情報サイトのライティングです。
事務局:
良かったですね。仕事を獲得するために、どんな工夫をしましたか?
Tさん:
まずは、求人サイトやフリーランスのライターを募集しているサイトなどで研究し、自分にできそうな仕事内容の募集に絞って応募しました。
次に提出物の作成に力を入れました。
採用業務の経験を活かして、採用したくなるような(笑)丁寧で中身の濃い履歴書と、ライター応募者っぽいストーリー性を持たせた職務経歴書を作成。
2社とも、書類選考後、面接、テストライティングを経て、採用していただきました。
テストライティングは、講座で指導していただいたことに気をつけて丁寧に行いました。
事務局:
ストーリー性のある職務経歴書とは、工夫されましたね。
ちなみに、最初に仕事を獲得するまでどれくらいの期間がかかりましたか?
Tさん:
1~2週間だったでしょうか。それほど時間はかかりませんでした。
事務局:
早かったですね。
実務に携わるようになって心がけたことはありますか?
Tさん:
まずは早く仕事に慣れなくてはいけないと思っていましたので、その会社の過去のサイト・文章をひたすら読み込みました。
ライティングにおいては、シンプルに「読み手のことを考え、想像しながら文章を作る」ことを心がけ、「誰のための文章なのか」「誰に伝えるのか」を忘れないようにしています。
また、2社とも私が書いたものへのフィードバックを丁寧にしてくださったので、誠心誠意対応しました。
仕事を通じてライティングの力をつけていくことができたと思います。
事務局:
素晴らしい心がけですね。
ところで、そのときのライティングによる収入を教えていただけますか?
Tさん:
書いた本数にもよりましたが、1社あたり月に6~7万円くらいでした。
事務局:
2社合計で12〜14万円。現在の状況は?
Tさん:
しばらくはライターとして働いていたのですが、クライアントの1社が「経理や総務のスタッフが必要」ということになり、バックオフィス業務を引き受けることになりました。
事務局:
ガラッと仕事内容が変わりましたね。
Tさん:
会計事務所の勤務経験やキャリアコンサルタントの資格などを持っているため、私に向いていると思いました。
また、別のクライアントでも、経理総務事務と店舗運営業務も担当しています。
お店のサイトやブログ、ツイッターなどWebでの広報・集客、お客さま向けのお知らせ・ご案内文の作成も担当しています。
お店のキャンペーンや新事業企画作成についても、スタッフとのコミュニケーションをはかりながら、運営手引きやツールを作成しています。
「文字によるコミュニケーション」が仕事といった感じでしょうか。
Webライターではありませんが、フリーランスとして安定した活動をしています。
2社の業務とも在宅で行っています。
事務局:
Webライター以上の活躍ですね。
最初にお伺いすべきだったかもしれませんが「実践Webライター講座」を受講しようと思ったきっかけを教えていただけますか?
Tさん:
3年ほど前なのですが、ある日突然、視野に影が下りてきて、両目とも手術を受けました。
その当時、私は正社員という働き方をしていましたが、今後の検診や再発した時の緊急手術に対応するには、フリーで在宅勤務ができる働き方のほうが良いのではないかと考えました。
フリーランスとして在宅勤務ができる仕事って何だろう?と考えた時に浮かんだのが「Webライティング」の仕事だったのです。
目が見えるうちに、残せるもの、伝えられるものを世の中に文字として残していきたい、そんな気持ちもあったのかもしれません。
事務局:
そうだったんですね。希望していた働き方ができるフリーランスになれて本当に良かったですね。
これからWebライターを目指す人にアドバイスがあれば、よろしくお願いします。
Tさん:
私は「Webライター」とは言えないかもしれませんが、「Webで文章が広がる」という、現代ならではのカタチを楽しむことが大切だと考えています。
自分の綴った文字がITに乗って誰かの役に立つ、誰かに喜んでもらう、そんな素敵な景色を想像しながら一緒に勉強していきましょう!
事務局:
本日は、どうもありがとうございました。
参考
※LP(ランディングページ)
ユーザーがWeb広告をクリックして最初に着地(ランディング)するページのこと。
主な目的は、問い合わせ、資料請求、会員登録、商品購入、サービスの申込みなど、何らかのアクションにつなげることです。
縦長デザインのページが中心で、ユーザーの声や割引、特典など、魅力的なオファーが記されているページが多いのが特徴です。