クラウドソーシングで収入を上げる仕事の探し方
「Webライターとして実績がないのに仕事が得られるのかな?」と悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
実は私も駆け出しの頃は、同じ悩みを抱えていました。
私の経験も交え、クラウドソーシングで仕事を獲得して段階的に収入を上げていく方法についてご紹介します。
この記事を書いたのは・・・
銀行員、会計事務所職員の経験を持つ40代の女性です。
さまざまな経験を活かして、フリーランスとしてWeb記事の執筆や経理業務のサポートなどをしています。
実践Webライター講座の修了生です。
クラウドソーシングで、どんなWebライティングの案件を獲得すれば良いのか?
初めてWebライティングの仕事をしようと考えた時、どうやって仕事を獲得したらよいかをインターネットで検索するのではないでしょうか?
多くのサイトでは、「クラウドソーシング」の利用をおすすめしています。
クラウドソーシングは、企業がインターネットを使用して記事作成等の業務を不特定の人に委託します。
いわゆる「外注」です。
実際にクラウドソーシングのサイトを見るとわかると思いますが、画面いっぱいに様々な仕事がずらっと並んでいます。
これだけたくさんの仕事があればWebライティングの初心者さんにも仕事が得られそうですね。
確かに、大量に仕事が集まっているクラウドソーシングには、専門的な知識がなくても書けそうな仕事や文章ボリュームの少ない仕事も多数あります。
また、単発の募集も多く、自身で引き受け可能な本数だけ応募することも可能です。
Webライティングの初心者さんにとっても仕事を獲得しやすい媒体といえるでしょう。
しかし、「1,000文字で800円」とか「2,000文字を5記事で5,000円」といったような報酬額の低い仕事も見受けられます。
毎日忙しく記事を書いても、なかなかまとまった収入にならないかもしれませんね。
1,000文字の記事を執筆するのに、2時間かかるとしたら時給400円です。
記事を仕上げるのに費やしたトータルの時間が8時間だと時給100円です。
初心者さんは、2〜3日かかってしまう場合もあるかもしれません。
「単価の高い案件を獲得すればいい」と思うかもしれませんが、単価が高い仕事は「専門性が高い」「料金に見合った高度な内容」なので、初心者が受注できる確率は低くいのが現実です。
では、どうしたら良いのでしょうか?
私が考えた方法は、仕事に関わる時間を可能な限り「短く」することです。
そう、「時短」です。
ライティングに関わる時間が減れば、結果として単価が上がることになります。
1,000文字の記事を30分で書き上げれば、受給換算すると1,600円です。
Webライティングの「時短」 2つのポイントとは?
Web記事1本を納品するまでにやることは、以下の通りです。
step
1記事作成の準備・・・依頼された内容についてネットや本で調べる。
step
2タイトル、各章の見出し作り・・・読み手の関心を惹く短文、キャッチコピーを作る。
step
3メインの文章作り・・・依頼された文字数・内容に沿った文章を作る。
step
4見直し・校正・・・誤字脱字はないか、依頼された形式に合致しているかを確認する。
意外とやることが多いので、まとまった収入を得るためには記事作成のスピードが速いほうが有利になります。
では、ライティングの「時短」をするには具体的にどうしたらよいでしょうか?
時短には様々な方法がありますが、私がおススメする、Webライティング初心者向けの時短方法は以下の2つです。
記事のテーマが同じ、または関連する内容の仕事を前に続いて引き受ける
同じようなテーマの仕事のほうが記事作成のために調べる情報が少なくて済むので、準備時間を短縮できます。
テーマに関する知識が増えていけば、情報収集、執筆スピード、確認作業も短くできます。
気持ちの上でもストレスが減るので、書きやすくなると思います。
単発ではなく長期契約の仕事を引き受ける
自分の記事が良かったのか悪かったのか、どこを直したらもっと良くなるのかを知りたくても、クラウドソーシング等で獲得した単発の仕事はフィードバックをもらえないことがほとんどです。
一方、継続的に仕事を請け負う長期契約案件は、記事に対するフィードバックがあることが多いのが特徴です。
場合によっては、書き直しを求められることもあります。
「こんなふうに書いて欲しい」
「ここを修正して」
「こんな点を注意して執筆してください」
といったフィードバックをもらえるため、回数を重ねていくと、クライアント(依頼主)が求めているレベルに近づくことが可能になります。
相手が求める記事を執筆できるようになるということは、レベルがアップするということ。少しずつですが、ライティングスピードもアップしていきます。
また、「書き直し」を求められることが減るので、時短につながります。
さらに、長期契約の仕事の場合は、求められる文体や構成ルールも同じもののほうが進めやすいので、時短につながります。